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吹田本来の青写真を取り戻すために、先ずは政治の仕組みを根本から変えなければなりません。
見せかけだけの部分的な改革は、労力ばかりがかかるだけでなく一部の人が痛むだけであり、根本解決に至りません。
今、求められているのは、38万市民1人ひとりの力をもっと活かすこと。
それは、議員も職員も市民も同じこと。
みんなが笑って、喜んで自分のできることをやれる環境づくり。
38万人すべての人が、自己ベストを更新し続けられる環境づくり。
それが、吹田本来の青写真を取り戻す第一歩目です。
「自分が投票に行かなくても、誰かがちゃんと行くだろう」。そう思っている方が多いと思います。もちろん、ちゃんと行きます。利益団体関係者や熱烈な支持政党を持つ人(=いわゆる組織票)は、必ず投票に行きます。既得権を守るために「当然の権利として」ちゃんと。そして、政治家は選挙がなによりこわいので、そういう毎回ちゃんと投票に行く人に応援してもらうかわりに、その人たちの得になるようにがんばっています。
さて、現在の吹田市議会の議席構成では、共産党と公明党で約4割の議席を占めています。と言うことは、有権者の約4割が、共産党・公明党を支持しているのでしょうか?必ずしもそうとは限りません。このような結果になるのには、ちゃんと訳があるのです。それは2人に1人が投票に行かないことで、毎回かならず投票に行く人の票による議席確保の割合が高まるからです。仮に投票にいかなかった50%の人が、それぞれの思いで投票していたとすれば、結果は違っていたのかもしれません。
問題なのは、現在の政治家が市民の代表というにはほど遠く、投票に行く人の代表に過ぎないということです。
投票にいきたくてもいけない子供たちのことも含めて、すべての有権者が投票に行って、吹田本来の青写真を取り戻すことができるように、投票にいきたくなる政治を実現したいと思っています。
例えば学校のトイレの話です。
学校のトイレが汚いので改善してほしいとの要望を何度も受けます。学校のトイレを使ったことのある人なら、みんなそう思うでしょう。そして議会でも予算確保に向けて要望がだされたりします。この話は今に始まったことではなく昔から出ている話です。なのに、なぜこれまで、学校のトイレがピカピカにならなかったのでしょうか?それは、この施策に対しては優先順位が低いと判断する政治家が多く、行政側からしても予算が無い!として、場当たり的な対策しか行っていなかったからです。でも私は思っています。本来の吹田の青写真には、「将来の吹田を担って立つ子供たちが使う学校のトイレは、いつもきれいに保たれている」というものが描かれていると思うし、その優先順位はかなり高いと思ったのです。だから私は、選挙で1丁目一番地の公約として掲げて、この課題を解決するために、とことんやってきたわけです。結果、市の理解、議会の理解を得てトイレ改修が実現したのです。
この事例は、現在の吹田政治を説明するにあたり解りやすい事例だと思って訴えてきました。しかし、勿論吹田市は、この問題だけでなく、多くの可能性を持っています。来るべき闘いにおいても、できるだけ解りやすい事例を出して、投票率があがるように仕掛けていきます。
私が、1丁目1番地の公約として掲げた学校のトイレ改修は、市の理解を得る事ができ、早速計画に着手しました。ところが、あてにしていた国の補助金がもらえない事が判明し、予算の確保ができるかどうか心配しましたが、その後の対応で無事改修を進める事になり、現在は小学校35校の内22校(62.8%)が、中学校は18校のうち10校(55.5%)が完了しており、今後もあと2年で計画通り進む予定です。また、小中学校のエアコン設置は、普通教室は100%を実現したものの、特別教室については30%程度しか実現していないので、今後も引き続きの要望、予算要求が必要です。
市民病院が岸辺駅前の健都に移転しました。これをきっかけに、多くの高齢者の方々から、東西交通の不便さについての声が寄せられています。他市と比較した場合、吹田市は電車の駅数が多く、恵まれた交通利便都市であると言われますが、現在の交通網を活かして、更に便利にできる可能性も十分にあります。肝心なことは、交通政策について本気で取り組む人が誰なのか?ということです。私としても個別に調査を始めていて、民間企業の力も借りられるよう交渉も進めています。今後にご期待ください!
12年前、私が市議会議員に当選して直ぐに提案したのが、豊津駅から関大前をつなぐ道路が危険すぎるので、河川を改修することで道路を拡幅すべきであるということ。これまで多くの議員が同様の提案を重ねて参りました。この道路問題については、私も幼少の頃から知っていた話であり、地域念願の施策です。これまで実現できなかった事ができるようになる背景には、勿論その訳があるのです。関わったすべての人の力と政治力です。早くて10年、遅くても20年後には、ここに新たなまちづくりが開かれます。感慨無量です。
私は、大学生を中心とした若者を研修生として継続的に受け入れており、延べ総数は50名を超えています。若者を強い人に育てることが大事ですので、私自身が行動で示し厳しく指導していて、若者に大きな影響を与えています。また私は、青年会議所運動や商工会議所活動などを通じて、たくさんの地元企業との人脈がありますので、社長様の考えや会社の内容を知ってもらえる機会を創りもつづけています。一方で、学生からは、世代の移り変わりを身をもって教えてもらっています。今後もステキな出会いを求めて参ります。